精選版 日本国語大辞典 「言白」の意味・読み・例文・類語 いい‐しらけいひ‥【言白】 〘 名詞 〙 ( 「いいじらけ」とも )① 話の興がさめること。言い過ぎて座を白けさせること。[初出の実例]「おめずおくせず。いいじらけにゆふてゆふていいちらかして」(出典:茶屋諸分調方記(1693)一四)② 言い負けること。言い争って旗色が悪くなること。[初出の実例]「云ひかかっては、言ひじらけに済まさぬ女」(出典:浄瑠璃・大塔宮曦鎧(1723)三)③ 話をやめる機会をとらえて、うまく打ち切ること。[初出の実例]「是を云(イヒ)しらけに立帰るに」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例