言語聴覚士(ST)とその役割(読み)げんごちょうかくしえすてぃーとそのやくわり

家庭医学館 の解説

げんごちょうかくしえすてぃーとそのやくわり【言語聴覚士(ST)とその役割】

 ことばに障害をもつ人の治療、訓練、指導にあたり、できるだけコミュニケーション手段としての会話能力を回復させ、社会復帰させる専門家が、言語聴覚士です(「言語療法の実際」)。
 言語治療士ともいいますが、英語のスピーチセラピスト頭文字をとって、STともいいます。
 言語聴覚士がいるのは、言語療法科やリハビリテーション科を設けている病院、ろう学校や言語治療教室が設置されている学校、言語治療を行なっている耳鼻咽喉科(じびいんこうか)、大学病院などの規模の大きい病院です。
 どこにいるか、どうしてもわからないときは、市区町村役所の福祉課などに問い合わせると教えてもらえます。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android