先天的難聴などの聴覚障害者の言語機能訓練のみならず、人口の高齢化や疾病構造の変化によってふえた脳卒中による言語機能障害のリハビリテーションとしての言語機能訓練の需要が大きい。ST(Speech Therapist、言語療法士)がこれを担ってきたが、業務に従事するものの資質を一定以上にし、さらに人材を確保するために1997年(平成9)12月に言語聴覚士法が制定され、国家資格としての言語聴覚士が定められた。大学で2年以上修業し指定養成所で1年以上言語聴覚士として必要な知識や技能を修得したものなどに国家試験の受験資格を与える。第1回の国家試験は99年3月に行われた。
[吉川武彦]
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