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耳鼻咽喉科 じびいんこうか otorhinolaryngology

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

耳鼻咽喉科
じびいんこうか
otorhinolaryngology

耳,鼻,咽頭,喉頭の解剖,生理,病理,治療を研究する医学の一部門。五感のうち嗅,聴,味の3覚に直接関係するとともに,言語や視覚,平衡機能にも関係が深く,臨床医学上も特異な位置を占める専門科である。

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デジタル大辞泉の解説

じびいんこう‐か〔‐クワ〕【耳鼻咽喉科】

耳・鼻・咽喉・食道などの病気を研究・治療する医学の分野。

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百科事典マイペディアの解説

耳鼻咽喉科【じびいんこうか】

臨床医学の一部門。耳,鼻,咽頭および喉頭,さらに食道,気管,口腔(歯を除く)などを対象とする。広義の外科に属するが,また耳科学,鼻科学,喉頭科学,気管・食道科学,音声医学などに細分され,それぞれの領域の解剖,生理,病理,診断,治療を取り扱う。
→関連項目標榜診療科

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世界大百科事典 第2版の解説

じびいんこうか【耳鼻咽喉科 otorhinolaryngology】

臨床医学の一部門で,耳,鼻,のど(咽喉)を診療の対象としている。また,聴覚,平衡感覚,嗅覚(きゆうかく),味覚など感覚の障害,言語障害などコミュニケーションの障害を扱う科である。耳鼻咽喉科学は歴史的にみると,初めから統一された学問ではなく,18世紀に外科医から独立して耳科医が生まれ,胸部疾患の知識をもった内科医が喉頭科医であった。19世紀になって耳鼻咽喉科学として統合されたが,これには反射鏡,喉頭鏡の発明が大きな役割を果たした。

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大辞林 第三版の解説

じびいんこうか【耳鼻咽喉科】

医学の一分科。耳・鼻・咽頭・喉頭の疾患を扱う。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

耳鼻咽喉科
じびいんこうか

臨床医学の一分科。西洋では古くから耳の病気は外科医が、鼻や咽喉(のど)の病気は内科医がそれぞれ治療していたが、19世紀になって額帯鏡が開発されるとともに専門化が進み、しだいに統合されるようになり、20世紀にはどの国でも耳鼻咽喉科として統合され、外科系の一つの分科になった。額帯鏡は額に固定したバンドに反射鏡をつけたもので、この凹面鏡の反射によって人工光線を集め、照らし出された深部を中央の穴から見る。内科医の聴診器に対して、この額帯鏡は耳鼻咽喉科医のシンボルとされてきた。
 耳鼻咽喉科の対象となる部位が、聴覚、嗅覚(きゅうかく)、味覚などの感覚、あるいは発声や言語などの機能をつかさどる器官であるため、治療に際してはその機能の保持とリハビリテーションがとくに重要である。また医学の進歩に伴って、これまでは手術的に到達不能であった部位の手術も可能になってきて、耳鼻咽喉科医が取り扱わなければならない分野がしだいに拡大し、口腔(こうくう)、眼窩(がんか)内、頸(けい)部などはもちろんのこと、聴神経腫瘍(しゅよう)や下垂体腫瘍の摘出などで頭蓋(とうがい)内、あるいは側頭骨下窩や頸静脈孔腫瘍の摘出などで頭蓋底なども対象領域になってきており、耳鼻咽喉科という名称では対応できず、頭頸科や頭頸部外科という科名に変更、あるいは併記することが一般的になってきている。
 一方、このように守備範囲が広がるのとは対照的に、1人の医師がそのすべてを奥深く研究することが無理であり、他の医学分野と同じように細分化も進んできている。現在、日本の国内だけでも、耳鼻咽喉科医が主になっている独立した学会は、日本耳鼻咽喉科学会のほかに、日本耳科学会、日本聴覚医学会、日本めまい平衡医学会、日本鼻科学会、日本口腔・咽頭科学会、日本音声言語医学会、日本気管食道科学会、日本耳鼻咽喉科感染症研究会などがある。[河村正三]

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