普及版 字通 「訐」の読み・字形・画数・意味
訐
10画
[字訓] あばく
[説文解字]
[字形] 会意
言+干(かん)。干に干(おか)す意がある。〔説文〕三上に「面(まのあたり)罪を相ひ(あば)き、相ひ訐するなり」とあって、人を面斥することをいう。〔論語、陽貨〕に「訐きて以て直と爲すを惡(にく)む」とあり、人の陰私をあばくことをいう。
[訓義]
1. あばく、人のかくしごとをあばきたてる。
2. そしる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕訐 アバク
[熟語]
訐陰▶・訐告▶・訐私▶・訐訟▶・訐発▶・訐揚▶
[下接語]
訐・徼訐・驕訐・絞訐・指訐・詆訐・非訐・弁訐
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報