訓令式綴り方(読み)くんれいしきつづりかた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「訓令式綴り方」の意味・わかりやすい解説

訓令式綴り方
くんれいしきつづりかた

日本語ローマ字表記をする際の方式の一つ。論争のあった標準式 (ヘボン式) と日本式の両者の改良的折衷案として 1937年9月の内閣訓令で公示されたもの。 54年の訓令では,さらに標準式,日本式との差異も取上げ,それらを国際関係その他の場合に用いてもよいとしている。訓令式特徴は,タ行を ta ti tu te to tya tyu tyo,ダ行を da zi zu de do zya zyu zyoと書き表わすところにある。 (→ローマ字 )  

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