記名調印(読み)きめいちょういん

精選版 日本国語大辞典 「記名調印」の意味・読み・例文・類語

きめい‐ちょういん‥テウイン【記名調印】

  1. 〘 名詞 〙 文書に署名し、印章を押すこと。特に、条約文書の作成にあたり、条約当事国の全権委員が条約内容を確定するために行なう場合にいう。
    1. [初出の実例]「連帯者の記名調印を要すればとて」(出典:金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android