記得(読み)きとく

精選版 日本国語大辞典 「記得」の意味・読み・例文・類語

き‐とく【記得】

  1. 〘 名詞 〙 記憶すること。心にしるしとどめること。
    1. [初出の実例]「一席将迎能幾人、因君記得惜残春」(出典菅家文草(900頃)一・春日仮景、尋訪故人)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「記得」の読み・字形・画数・意味

【記得】きとく

心にとどめている。得は助詞。唐・劉禹錫〔旧宮中楽人穆氏の唱歌を聴く〕詩 曾(かつ)て女に隨つて天河を渡る 記し得たり、雲第一の歌

字通「記」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む