記里鼓車(読み)きりこしゃ(その他表記)jì lǐ gǔ chē

改訂新版 世界大百科事典 「記里鼓車」の意味・わかりやすい解説

記里鼓車 (きりこしゃ)
jì lǐ gǔ chē

中国,晋王朝(265-420)以来皇帝が外出するときの行列に加えられた車の一つで,車の回転数により走行距離を測る装置である。車上に木製人形がおり,1里を行くごとに太鼓を打ちならした。西暦前1世紀末に書かれたローマウィトルウィウスの《建築十書》に書かれた〈行程車〉や江戸時代伊能忠敬測量に使用した〈量程車〉はいずれも同じ原理であるが,両者はいずれも歯車仕掛けで車輪の回転数を読みとるもので,太鼓や木製の人形などはない。
執筆者:


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 藪内

関連語をあわせて調べる

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む