証例(読み)しょうれい

精選版 日本国語大辞典 「証例」の意味・読み・例文・類語

しょう‐れい【証例】

  1. 〘 名詞 〙 ある物事証明となる例。また、そのような例を引いて証明すること。
    1. [初出の実例]「加爾基は炭酸に過飽すれば能く水に合ひ過飽に及ばざれば水より離るる証例なり」(出典:舎密開宗(1837‐47)内)
    2. 「今証例(ショウレイ)の便をはかりて、只其粋をぬきたるのみ」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む