詣り墓(読み)マイリバカ

デジタル大辞泉 「詣り墓」の意味・読み・例文・類語

まいり‐ばか〔まゐり‐〕【詣り墓/参り墓】

両墓制で、実際遺体を埋葬した墓とは別に、参詣するためにだけ設ける墓。空墓所からむしょ。引き墓。→め墓

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精選版 日本国語大辞典 「詣り墓」の意味・読み・例文・類語

まいり‐ばかまゐり‥【詣墓・参墓】

  1. 〘 名詞 〙 両墓制で、石塔を建てる方の墓。多く人里近くに設けられる。⇔埋墓(いけばか)埋墓(うめばか)
    1. [初出の実例]「うめ墓とまいり墓とのある両墓制の名ごりがあるだろうという予想も」(出典:文学の根本問題(1958‐59)〈中島健蔵〉一二)

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