試茶(読み)こころみちゃ

精選版 日本国語大辞典 「試茶」の意味・読み・例文・類語

こころみ‐ちゃ【試茶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 茶の湯で、七事式茶かぶきで、初めに試しに飲む茶をいう。この味わい、かおりを覚えておき、茶銘をあてる。
  3. 製茶家から献じられた少量の新茶。〔俳諧・年浪草(1783)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「試茶」の読み・字形・画数・意味

【試茶】しちや

茶の味をためす。〔茶録上、香〕に眞香り。入貢する(かす)かに腦を以て膏を和(あは)せ、其の香を助けんと欲す。安の民、試は皆香を入れず、其の眞を奪はんことをる。

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