デジタル大辞泉
「詰寄せる」の意味・読み・例文・類語
つめ‐よ・せる【詰(め)寄せる】
[動サ下一][文]つめよ・す[サ下二]
1 迫り寄る。押し寄せる。「観衆が―・せる」
2 返答を求めて迫る。つめよる。
「女人一流の論理法で―・せる」〈漱石・吾輩は猫である〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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つめ‐よ・せる【詰寄】
- 〘 自動詞 サ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]つめよ・す 〘 自動詞 サ行下二段活用 〙 - ① おしよせる。せまり近づく。そば近く寄る。つめよる。
- [初出の実例]「重国が随兵おしかこみてひまを諍ひ、つめ寄せて、をりかけをりかけ戦ふ」(出典:延慶本平家(1309‐10)五本)
- ② 相手に返答などを求めてせまる。つめよる。
- [初出の実例]「御了張(れうけん)をお借申さうと思って参りましたと、真面に成て詰寄(ツメヨセ)るに」(出典:人情本・閑情末摘花(1839‐41)五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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