詰茶(読み)つめちゃ

精選版 日本国語大辞典 「詰茶」の意味・読み・例文・類語

つめ‐ちゃ【詰茶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「つめぢゃ」とも ) 茶壺葉茶を入れた袋を六、七袋入れるとき、その袋をしめつけるために、袋と袋のすき間に入れる粗末な葉茶をいう。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「集るは色とりどりの坪の内 小鷹の詰(ツメ)茶いくらたしなむ〈一滴〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む