詳らけし(読み)ツバヒラケシ

デジタル大辞泉 「詳らけし」の意味・読み・例文・類語

つばひら‐け・し【詳らけし】

[形ク]くわしい。つまびらけし
我等―・くこの人の咎に非ざることを知り」〈霊異記・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「詳らけし」の意味・読み・例文・類語

つばひら‐け・し【詳けし】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「けし」は接尾語 ) =つまびらけし(詳━)
    1. [初出の実例]「仍曲(ツハヒラケク)山背大兄の語(みこと)を挙ぐ」(出典日本書紀(720)舒明即位前(北野本訓))

つまびら‐け・し【詳けし・審けし】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「けし」は接尾語。古くは「つばひらけし」 ) つまびらかである。くわしい。つばひらけし。〔観智院本名義抄(1241)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む