共同通信ニュース用語解説 「認知症男性の鉄道事故」の解説
認知症男性の鉄道事故
愛知県大府市のJR駅構内で2007年12月、当時91歳の認知症の男性が電車にはねられて死亡。JR東海が男性の家族に約720万円の損害賠償を求めて提訴した。一審名古屋地裁は男性の妻と長男に全額支払いを命じ、二審の名古屋高裁も「監督不十分」として男性の妻の責任を認めたが、最高裁は今年3月、男性は監督が困難な状態で家族に責任はないとの判断を示し、JR東海の請求を棄却した。
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