説分ける(読み)トキワケル

デジタル大辞泉 「説分ける」の意味・読み・例文・類語

とき‐わ・ける【説(き)分ける】

[動カ下一][文]ときわ・く[カ下二]順序だててよくわかるように説明する。「細部にわたって―・ける」

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精選版 日本国語大辞典 「説分ける」の意味・読み・例文・類語

とき‐わ・ける【説分】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ときわ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
  2. よくわかるように、事の道理を説く。
    1. [初出の実例]「これを説解(トキワク)るの好方便のなきに困じぬ」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)
  3. 区別して説明する。
    1. [初出の実例]「四人の心種々(いろいろ)にて、狂訓亭(さくしゃ)の筆にも説分(トキワケ)がたし」(出典:人情本・英対暖語(1838)三)

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