読み付く(読み)ヨミツク

デジタル大辞泉 「読み付く」の意味・読み・例文・類語

よみ‐つ・く【読み付く】

[動カ四]読み付ける」に同じ。
「よろづの草子、歌枕…―・きたる筋こそ」〈玉鬘
[動カ下二]よみつける」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「読み付く」の意味・読み・例文・類語

よみ‐つ・く【読付・詠付】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 カ行四段活用 〙よみつける(読付)
    1. [初出の実例]「よろづの草子、うた枕、よくあない知り、見つくして、そのうちの言葉を取り出づるに、よみつきたる筋こそ、つよう変らざるべけれ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)玉鬘)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙よみつける(読付)

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