デジタル大辞泉 「読める」の意味・読み・例文・類語 よ・める【読める】 [動マ下一][文]よ・む[マ下二]《読むことができる意から》1 理解できる。合点がいく。隠された真意がわかる。「これで彼の行動は―・めた」2 読むに値する。「なかなか―・める本だ」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「読める」の意味・読み・例文・類語 よ・める【読】 〘 マ下一 〙 [ 文語形 ]よ・む 〘 マ下二 〙 ( 「よむ(読)」の可能動詞 )① 読むことができる。[初出の実例]「アノ ヒトノ テワ ヨウ yomuru(ヨムル)」(出典:日葡辞書(1603‐04))② その意をさとる。合点がいく。理解できる。わかる。[初出の実例]「此中の御仕方惣じてよめぬ事のみ」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)六)「彌二郎がかくしておいたる下駄を見つけてハハアよめたと、心にうなづき」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)初)③ 数えることができる。[初出の実例]「肋骨の枚数は自由に読める位だ」(出典:趣味の遺伝(1906)〈夏目漱石〉一)④ 内容があったり、面白かったりして読む価値がある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例