課税庁(読み)カゼイチョウ

デジタル大辞泉 「課税庁」の意味・読み・例文・類語

かぜい‐ちょう〔クワゼイチヤウ〕【課税庁】

ある税金につて、徴税実務を行う役所所得税法人税相続税などについては国税庁が、自動車税などについては都道府県の税務部署が、固定資産税軽自動車税などについては市区町村の税務部署がこれにあたる。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「課税庁」の解説

課税庁

税金を賦課徴収する役所の総称国税、地方税、関税など、税金にはさまざまな形態があり、それぞれを統括する課税庁は別々に分かれている。例えば、国税を担当する課税庁は国税庁、国税局などであるし、関税の課税庁は税関、税関支所である。国民が直接利用する機会の多い税務署は、国税庁や国税局の指導監督の下に、国税の賦課徴収を行なう執行機関である税務署が存在する。一方、地方税に対応する課税庁は、各都道府県、自治体ごとに設けられており、税務課、都道府県税事務所など様々な機関に分かれている。そのほか、特殊な課税庁として、税金の賦課・徴収には直接係わらずに地方税の調査・企画立案・変更・新規設定などを担う総務省自治税務局がある。

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