談村(読み)だんむら

日本歴史地名大系 「談村」の解説

談村
だんむら

[現在地名]福知山市字談

福知山城下の西方、由良川の支流和久わく川の谷頭に位置する。南は樽水たるみ村、東は畑中はたけなか村、北は小牧こまき村に接し、西は氷上ひかみ(現兵庫県)に接する。村の西端に枝村の法用ほうようがある。法用の南に榎木えのき(約二六〇メートル)があり、俗に七曲ななまがり峠という。越えれば佐治さじ(現兵庫県氷上郡青垣町)に達し、北の梨木なしのき(約二六〇メートル)を越えると遠坂とおざか(現青垣町)に至る。「丹波志」に「談村 法用 上下ノ間三十丁 右同(福知山領) 高五百六石壱斗壱升三合 此村ヨリ氷上佐治村ノ内、有河内村ニ越嶺ヲ榎ノ木峠ト云、牛馬道、同遠坂村ニ越嶺ヲ梨木峠ト云」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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