諏訪八幡も照覧あれ(読み)スワハチマンモショウランアレ

デジタル大辞泉 「諏訪八幡も照覧あれ」の意味・読み・例文・類語

諏訪八幡すわはちまん照覧しょうらんあれ

武士自分言動に偽りのないことを、諏訪明神と八幡神の2柱にかけて誓うときにいう言葉

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精選版 日本国語大辞典 「諏訪八幡も照覧あれ」の意味・読み・例文・類語

すわはちまん【諏訪八幡】 も=照覧(しょうらん)あれ[=御示現(ごじげん)あれ]

  1. 武士が、神にかけていう誓いのことば。
    1. [初出の実例]「すは八まんも御しけんあれ、のがれんところとおぼしし、まぶりかたなのひほをとき、太夫か心もとにさしたてて」(出典説経節・さんせう太夫(与七郎正本)(1640頃)中)

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