諏訪社(読み)すわしや

日本歴史地名大系 「諏訪社」の解説

諏訪社
すわしや

[現在地名]豊明市沓掛

本郷ほんごう氏神で、祭神は建御名方神。もとは諏訪明神といった。寛政六年(一七九四)の寺社御役所書上並絵図面下帳(磯部正風氏蔵)に「勧請は応永三十二年乙巳建立之由申伝候」とある。この頃、沓掛くつかけの城主藤原義行が禰宜土井重太夫に命じて信濃国の諏訪大社(現長野県)より分霊を受けさせてきたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 沓掛城跡 棟札

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android