精選版 日本国語大辞典 「論語正義」の意味・読み・例文・類語 ろんごせいぎ【論語正義】 「論語」の注釈書。十三経注疏の一つ。二〇巻。もと一〇巻。魏の何晏注、宋の邢昺疏。「論語」についての漢魏の諸説を集成した何晏注に、邢昺が梁の皇侃の義疏に改定を施した疏を加えたもので、朱熹の新注である「論語集注」に対して、古注の典型とされる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の論語正義の言及 【論語集解】より …漢から魏までの孔安国,馬融,包咸,周氏,鄭玄(じようげん),陳群,王粛,周生烈の八家の説を抜粋して集め,自説を加えている。《論語義疏》と宋の邢(けいへい)(932‐1010)の《論語正義》などがこれにもとづいて作られた。日本では古鈔本が多く,また1364年(正平19∥貞治3)の刊本が最古のものとして現存する。… ※「論語正義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by