精選版 日本国語大辞典 「諱・謚・諡」の意味・読み・例文・類語
いみ‐な【諱・謚・諡】
〘名〙 (「忌み名」の意)
※増鏡(1368‐76頃)一「後鳥羽院と申すおはしましき。御いみな尊成」
② 死後に尊んで付けた称号。おくりな。のちのいみな。
※大鏡(12C前)一「太政大臣になり給ひぬる人は、うせ給ひてのちかならずいみなと申すものあり」
④ (詩の表現などで)忌避すべき名称・呼称。
※三体詩素隠抄(1622)二「所レ詠之物の、いみなを、をかさざるものぞ。但し雍陶が、詩には、鷺の字を、おかしたぞ」
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