実名(読み)ジツメイ

デジタル大辞泉 「実名」の意味・読み・例文・類語

じつ‐めい【実名】

仮名通称などに対して、本当の名前本名ほんみょう。じつみょう。「実名を伏せる」
[類語]本名

じつ‐みょう〔‐ミヤウ〕【実名】

じつめい(実名)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「実名」の意味・読み・例文・類語

じつ‐めい【実名】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 通称・仮名・偽名雅号などに対して ) 本当の名。本名。じつみょう。
    1. [初出の実例]「徳宗のしつめいみ名をばよばしまさいで陸九といわしましたぞ」(出典:玉塵抄(1563)五四)
  3. 事実実体に相応した名。実をあらわす名。〔荀子正名

じつ‐みょう‥ミャウ【実名】

  1. 〘 名詞 〙じつめい(実名)
    1. [初出の実例]「千本の卒都婆を作り、阿字の梵字、年号、月日、仮名実名(ジツミャウ)、二首の哥をぞかいたりける」(出典:高野本平家(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android