精選版 日本国語大辞典 「諷・風」の意味・読み・例文・類語
ふう‐・する【諷・風】
〘他サ変〙 ふう・す 〘他サ変〙 (「ふうずる」とも)
① 遠まわしにいう。それとなくいう。ほのめかす。
※太平記(14C後)三九「牡丹妖艷の色を風せしも、げにさこそは有つらめと思知るる計也」
② そらで唱えたり、歌ったりする。暗誦する。
[補注]「韻字集」には「受左氏伝旬能諷(フス)之」とある。
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