精選版 日本国語大辞典 「諸根」の意味・読み・例文・類語 しょ‐こん【諸根】 〘 名詞 〙 仏語。肉体、感覚器官、精神作用など人間の有するさまざまな機能。[初出の実例]「眼くらく諸根不具にして立事を得ず」(出典:康頼宝物集(1179頃)下)「いまいま諸根をすてんとして、勇猛の心をおこす。軍の陣にて命をすてんとするにたとふ」(出典:貞享版沙石集(1283)四)[その他の文献]〔法華経‐譬喩品〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例