諸鳥(読み)しょちょう

精選版 日本国語大辞典 「諸鳥」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ちょう ‥テウ【諸鳥】

〘名〙 多くのいろいろな鳥。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)法師功徳品第十九「山川、嶮谷のなか迦陵頻伽のこゑ、命命等の諸鳥(ショテウ)(〈注〉モロモロノトリ)、ことごとくその音声をきかん」
浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)一「唐土(もろこし)公冶長(こうやちょう)は諸鳥(ショテウ)の声をききわけ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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