謎染(読み)ナゾゾメ

デジタル大辞泉 「謎染」の意味・読み・例文・類語

なぞ‐ぞめ【謎染(め)】

謎の意味を寓した絵模様を染め出した布地よき・琴・菊をあしらって「善き事を聞く」の意を表しているなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「謎染」の意味・読み・例文・類語

なぞ‐ぞめ【謎染】

  1. 〘 名詞 〙 謎の意味を寓した模様や柄(がら)のある染め物。たとえば、斧(よき)と琴と菊の模様を描いて、「善き事を聞く」の意味を寓する類。
    1. [初出の実例]「謎染(ナゾゾメ)の新形浴衣をかかえて」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

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