講御堂寺(読み)こみどうじ

日本歴史地名大系 「講御堂寺」の解説

講御堂寺
こみどうじ

[現在地名]五條市五條一丁目

宝樹山来迎らいごう院と号し、律宗。布教講経の不断道場であったことから講御堂という。寺伝によると、天長年間(八二四―八三四)空海の開基とあり、近世には真言密教寺院としての性格をもっていた。江戸初期に栄雄阿闍梨が中興、奈良唐招提寺末となる。本尊木造阿弥陀如来坐像(鎌倉時代)をはじめ、木造阿弥陀如来坐像・木造観音菩薩立像木造勢至菩薩立像(以上いずれも県指定文化財)などを安置

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む