警巡(読み)ケイジュン

デジタル大辞泉 「警巡」の意味・読み・例文・類語

けい‐じゅん【警巡】

異変を警戒しながら見回ること。
「義仲注進の交名けうみゃうに任せ、ことに―せしめ」〈盛衰記・三二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「警巡」の意味・読み・例文・類語

けい‐じゅん【警巡】

  1. 〘 名詞 〙 警戒しながら巡視すること。
    1. [初出の実例]「警巡唯人唯林鳥之暮声」(出典:本朝続文粋(1142‐55頃)一三・皇后宮四十九日願文〈菅原忠貞〉)

警巡の補助注記

色葉字類抄」には「警巡 ケイスン」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「警巡」の読み・字形・画数・意味

【警巡】けいじゆん

見廻り。

字通「警」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android