讃岐鋳造品(読み)さぬきちゅうぞうひん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「讃岐鋳造品」の解説

讃岐鋳造品[金工]
さぬきちゅうぞうひん

四国地方香川県地域ブランド
三豊市高松市で製作される。日本に鋳造技術が伝わったのは弥生時代とされ、香川県内の古代遺跡からも銅鐸銅鉾などが出土している。鋳物製品を造る技術者鋳物師といい、中世期以降各地に定着した。鋳物師辻と呼ばれる三豊市山本町辻では、いまでも梵鐘や鉦などが伝統的な鋳造技術を用いてつくられている。香川県伝統的工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android