三豊市(読み)みとよ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「三豊市」の解説

三豊〔市〕
みとよ

香川県西部,三豊平野にある市。西は燧灘に面し,南は中蓮寺峰,若狭峰,猪鼻峠など讃岐山脈を隔てて徳島県と接する。北東部には弥谷山大麻山などがあり,山々に囲まれた中央部には高瀬川,財田川などが流れ,流域に平野が広がる。北西端には備讃瀬戸に突き出すように荘内半島があり,付近に塩飽諸島粟島志々島が浮かぶ。 2006年高瀬町,山本町,三野町,豊中町,詫間町,仁尾町,財田町の7町が合体して市制。ため池を利用した農業が主産業で,米,タバコ,野菜,果樹,花卉などを栽培する。畜産も行なわれる。北西部のミカン,東部の茶,タケノコが特産品。四国八十八ヵ所第 67番札所大興寺,第 70番札所本山寺,第 71番札所弥谷寺があり,本山寺の本堂は国宝,同寺の二王門は国指定重要文化財。ほかに二ノ宮窯跡,宗吉瓦窯跡は国の史跡,菅生神社社叢は国の天然記念物,覚城院の鐘楼,常徳寺の円通殿は国の重要文化財,粟島海洋記念館は国の登録有形文化財にそれぞれ指定。島嶼部や荘内半島の紫雲出山,大麻山周辺は瀬戸内海国立公園に属する。 JR与讃線,国道 11号線,32号線,377号線が通じ,四国横断自動車道のさぬき豊中インターチェンジ,三豊鳥坂インターチェンジがある。面積 222.71km2。人口 6万5524(2015)。

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