谷中金嶺寺門前(読み)やなかこんれいじもんぜん

日本歴史地名大系 「谷中金嶺寺門前」の解説

谷中金嶺寺門前
やなかこんれいじもんぜん

[現在地名]台東区谷中やなか一丁目

谷中自性院やなかじしよういん門前の道を挟んだ西方、金嶺寺西方の門前に形成された拝領町屋。西側は道を隔てて谷中玉林寺やなかぎよくりんじ門前町妙福みようふく寺、南は武家屋敷。金嶺寺は慶安元年(一六四八)神田北寺町(現千代田区)から谷中に移転(寺社備考)。門前町屋は古くからあったが元禄一六年(一七〇三)に焼け、宝永二年(一七〇五)寺社奉行に願出て許された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android