谷当村(読み)やとうむら

日本歴史地名大系 「谷当村」の解説

谷当村
やとうむら

[現在地名]若葉区谷当町・千城台北ちしろだいきた四丁目・御成台おなりだい

下田しもだ村の北西方に位置する。応永一七年(一四一〇)の香取造営料足納帳(静嘉堂文庫)に円近江入道領分として谷当とみえ、田一丁六反・分銭八三六文であった。慶長一九年(一六一四)の東金御成街道覚帳に村名がみえ、下田村とともに一一町の道普請を負担。寛永二年(一六二五)千葉郡「吉当之郷」三〇七石余が旗本間宮領となっている(知行宛行状)。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高三二六石余で、佐倉藩領。幕末も同藩領。嘉永三年(一八五〇)の千葉筋成箇取付帳によると年貢は同年から三ヵ年定免で反取法、反別は田二一町四反余・畑八町二反余で、寛保二年(一七四二)に新田畑が高入れされている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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