豊坂町(読み)とよさかまち

日本歴史地名大系 「豊坂町」の解説

豊坂町
とよさかまち

[現在地名]松山市柳井町やないまち二―三丁目

松山城下町の南部の町。みなと町の南を東西に通る町筋と、これに交わる南北の町筋。石手いして川の支流であるなかノ川が町の北辺を西流する。東は柳井町、西は末広すえひろ町、南は藤原ふじわら町、北は湊町に接する。初めなかかわ通と通称されたといわれている。元禄年間(一六八八―一七〇四)の記事を載せた「松山町鑑」(伊予史談会蔵)をはじめ、各種の城下町図にこの町名がないことから考えると、江戸時代後期に豊坂町と公称されるようになったのであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 末広 屋敷

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む