精選版 日本国語大辞典 「豊島筵」の意味・読み・例文・類語 としま‐むしろ【豊島筵】 〘 名詞 〙 摂津国豊島郡(大阪府池田市)産の、藺(いぐさ)で編んだ粗末なむしろ。てしまむしろ。てしまござ。[初出の実例]「五分取は自戸をさして、豊嶋筵(トシマムシロ)のせまきを、片手にて敷」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)二) てしま‐むしろ【豊島筵】 〘 名詞 〙 =てしまござ(豊島茣蓙)[初出の実例]「室町伯楽。手島筵。嵯峨土器」(出典:庭訓往来(1394‐1428頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例