豊秋津島(読み)トヨアキツシマ

デジタル大辞泉 「豊秋津島」の意味・読み・例文・類語

とよ‐あきつしま【豊秋津島】

《古くは「とよあきづしま」》大和やまと中心とする国。転じて、日本国美称
「すなはち大日本おほやまと―を生む」〈神代紀・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「豊秋津島」の意味・読み・例文・類語

とよ‐あきつしま【豊秋津島】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「とよ」は美称。古くは「とよあきづしま」 ) 日本国の美称。→秋津島
    1. [初出の実例]「産む時に至るに及むで先づ、淡路の洲を以て胞とす。〈略〉廼(すなは)ち、大日本(おほやまと)豊秋津洲(トヨアキツシマ)を生む」(出典日本書紀(720)神代上(兼方本訓))

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