デジタル大辞泉 「貝香」の意味・読み・例文・類語 かい‐こう〔かひカウ〕【貝香/▽甲香】 貝、アカニシのふた。粉末にして練り香の材料とする。へなたり。こうこう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「貝香」の意味・読み・例文・類語 かい‐こうかひカウ【貝香・甲香】 〘 名詞 〙 ( 「かいごう」とも ) アカニシの蓋(ふた)。粉末にして煉香(ねりこう)の材料に用いる。こうこう。あきのふた。[初出の実例]「甲香は、ほら貝のやうなるが、小さくて、口のほどの、細長にして出でたる貝のふたなり」(出典:徒然草(1331頃)三四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例