負税(読み)ふぜい

精選版 日本国語大辞典 「負税」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ぜい【負税】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「負」は借りるの意 ) 奈良時代出挙(すいこ)された正税公民に貸与され、国に返納されていない稲。
    1. [初出の実例]「播磨〈略〉伊予等国飢。賑給之。又勿負税」(出典続日本紀‐文武元年(697)閏一二月己亥)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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