日本歴史地名大系 「財田上村」の解説
財田上村
さいたかみむら
財田川上流域に位置し、同川流域に平地が開ける以外は山に囲まれる。単に上之村(西讃府志)とも称された。中世財田庄の遺称地。寛永国絵図では
元禄七年(一六九四)丸亀藩領から多度津藩領となり、明和八年(一七七一)の「多度津藩記録」によると高一千七八三石余(うち新田高一五五石余)、田高一千四五二石余・反別一四三町四反余、畑高三三一石余・反別七一町一反余。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報