日本歴史地名大系 「財田町」の解説 財田町さいたちよう 香川県:三豊郡財田町面積:四七・二四平方キロ郡の南東部に位置する。東は仲多度(なかたど)郡仲南(ちゆうなん)町、北と西は山本(やまもと)町、南は阿讃山脈をもって徳島県三好(みよし)郡池田(いけだ)町・三好町と接する。周囲は山に囲まれ、町内の財田上・財田中の境界には南北に走る小丘があって町を二分し、二つの盆地を形成している。南の阿讃山脈には中蓮寺(ちゆうれんじ)峰(七五五・九メートル)・若狭(わかさ)峰(七八六・八メートル)がそびえる。町域北部を財田川が西流し、猪鼻(いのはな)峠近くを源とする渓道(けいどう)川が北流して財田川に合流する。主産業は柑橘類や柿の栽培、筍の採取加工が中心である。南東部を南北にJR土讃本線が通り讃岐財田駅があり、中央部には南北に国道三二号が走る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報