貧民街(読み)ひんみんがい

精選版 日本国語大辞典 「貧民街」の意味・読み・例文・類語

ひんみん‐がい【貧民街】

  1. 〘 名詞 〙 都市の中で、低所得階層の人々が多く集まって生活している地域貧民窟スラム
    1. [初出の実例]「暗い貧民街の家並がつづいてゐて」(出典:冬の宿(1936)〈阿部知二〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の貧民街の言及

【スラム】より

…都市の過密集住地域。貧民街(窟),細民街,あるいは不良住宅地区などともいわれる。スラムslumは,眠り,まどろみを意味する英語slumberに由来するといわれ,1820年代からその用例が見られる。…

※「貧民街」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む