貧者の一燈(読み)ひんじゃのいっとう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「貧者の一燈」の意味・わかりやすい解説

貧者の一燈
ひんじゃのいっとう

真心のこもった貧者による供養(くよう)の一燈は、富者の万燈にも勝る功徳(くどく)があることのたとえ。『賢愚(けんぐ)経』のほか阿闍世王授決(あじゃせおうじゅけっ)経』によれば、かつて仏(釈尊(しゃくそん))が説法をしていたとき、王の献じた万燈は油が尽きたり風で消えてしまったが、貧しい老女の一燈だけは消えることなく燃え続けたという。「貧女(ひんにょ)の一燈」ともいわれ、聖書のwidow's miteはこれに相当し、いずれも至誠の尊さを教えている。

[片山一良]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...

ヒグラシの用語解説を読む