至誠(読み)シセイ

デジタル大辞泉 「至誠」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「至誠」の意味・読み・例文・類語

し‐せい【至誠】

  1. 〘 名詞 〙 きわめて誠実なこと。また、その心。まごころ。
    1. [初出の実例]「利物無涯春雨普、至誠匪石夜雲知」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・参安楽寺聖廟述心〈釈蓮禅〉)
    2. 「依て至誠は天をも感ずるとか云ふ古賢の格言を力にして」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)
    3. [その他の文献]〔中庸〕

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普及版 字通 「至誠」の読み・字形・画数・意味

【至誠】しせい

この上なく真実の心。〔中庸、三十二〕唯だ天下にして、能く天下の大經を經綸し、天下の大本を立て、天地を知ると爲す。

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