精選版 日本国語大辞典「真心」の解説
しん‐しん【真心】
〘名〙 (「しんじん」とも)
※米沢本沙石集(1283)二「衆生の心も真心(シンシン)は体也、水の如し、情識は用也、波に似たり」 〔後漢書‐竇融伝〕
② 仏語。真実の信心(しんじん)。
※本朝麗藻(1010か)下・晩秋遊清水寺上方〈藤原有国〉「真心偏得レ逢二千仏一、俗骨還如レ到二半天一」
ま‐ごころ【真心】
※落窪(10C後)一「さるべき人も、ことにま心なるけしきも見えぬに」
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