貯蔵多糖(読み)チョゾウタトウ

化学辞典 第2版 「貯蔵多糖」の解説

貯蔵多糖
チョゾウタトウ
storage polysaccharide

生体の組織中に存在する多糖うち,必要に応じてすぐに単糖を経てエネルギーにかえられる生体的役割りをもつものをいう.植物デンプン動物グリコーゲンは貯蔵多糖である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「貯蔵多糖」の解説

貯蔵多糖

 エネルギーの貯蔵形態である多糖.テンプン,グリコーゲン,イヌリンマンナンなど.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の貯蔵多糖の言及

【多糖】より

…広義には単糖が2分子以上結合したものを含めることがあるが,狭義には20分子程度以上のものをいう。その機能は主としてエネルギーの貯蔵と形態構築の二つであり,前者の役割をする多糖を特に貯蔵多糖と呼ぶ。貯蔵多糖の代表例はグリコーゲンデンプンイヌリンである。…

※「貯蔵多糖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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