貴布神社(読み)きふねじんじや

日本歴史地名大系 「貴布神社」の解説

貴布神社
きふねじんじや

[現在地名]結城市結城 宮の下

宮の下みやのした集落西部に鎮座。祭神高命・菅原道真。旧村社。川を望む台地上にあり、近辺には船着場があったともいわれ、社名からも船と深い関係をもつ神社のようである。社伝によれば康元年間(一二五六―五七)結城朝広によって創建され、宝永五年(一七〇八)の結城町明細帳之控(田宮家文書)によれば宮下みやのした村の宝蔵ほうぞう院持であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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