貸越(読み)かしこし

精選版 日本国語大辞典 「貸越」の意味・読み・例文・類語

かし‐こし【貸越】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ある限度以上に貸すこと。
    1. [初出の実例]「三ケ月ぐらい給金のかしこしもしてやらふし」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三)
  3. 銀行当座預金をしている者に、預金残高以上の金を貸すこと。当座貸越し。〔いろは引現代語大辞典(1931)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android