貸越(読み)かしこし

精選版 日本国語大辞典 「貸越」の意味・読み・例文・類語

かし‐こし【貸越】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ある限度以上に貸すこと。
    1. [初出の実例]「三ケ月ぐらい給金のかしこしもしてやらふし」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三)
  3. 銀行当座預金をしている者に、預金残高以上の金を貸すこと。当座貸越し。〔いろは引現代語大辞典(1931)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android