貸越(読み)かしこし

精選版 日本国語大辞典 「貸越」の意味・読み・例文・類語

かし‐こし【貸越】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ある限度以上に貸すこと。
    1. [初出の実例]「三ケ月ぐらい給金のかしこしもしてやらふし」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三)
  3. 銀行当座預金をしている者に、預金残高以上の金を貸すこと。当座貸越し。〔いろは引現代語大辞典(1931)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む